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病院概要

はじめに

こころにゆとりがなくなるとさまざまな心身の不調をきたします

現代はストレス社会と言われておりますが、過度なストレスがかかると、次第にこころにゆとりがなくなり、こころはもちろん、からだにも様々な症状が出現します。多くの方が職場や家庭、学校などで様々なストレスを抱えながら生活している現状を考えますと、誰もが心身の不調をきたす可能性があるといっても過言ではないと思われます。

心療内科は、まさにそのようなストレスからくる心身の不調を主に治療する診療科です。心療内科というと少々抵抗を感じる方もいらっしゃると思われますが、今や誰もがかかりうる診療科といえます。そのため、少しでも気軽に“こころとからだ”の悩み相談が出来るようなクリニックをと考え、平成17年1月5日当院を開院いたしました。

院内は木のやさしいぬくもりの中、リラックスして治療を受けていただけるような空間になっております。私は、個々の方が困っている問題、症状や悩みなどを一緒に考え、解決のヒントをみつけることが出来ればと考えております。薬の内服が有効な場合も少なくありませんので、必要に応じてお薬による治療も行っております。

このストレス社会の中で、少しでもこころの健康を保って生活できるようお手伝いさせていただければと考えております。心身の不調を感じたときはどうぞお気軽に御相談ください。

当院の考える治療スタンス

治療は“治す”こと

当院では治療とは“治す”ことだと考えます。では“治る”とはどういうことでしょうか。それは「薬がいらなくなる」、「病院に来なくてすむようになる」ということです。我々は患者様の状態が改善し、なるべく早く病院に来ていただかなくてすむようになることを常に意識して治療にあたっております。

薬は出来るだけ少なく、あくまでカウンセリング重視

これが当院の治療スタンスです。“カウンセリング重視”ということに関しましては、後述の「臨床心理士によるカウンセリング」の項でご説明いたしますので、ここでは“薬は出来るだけ少なく”の部分に関して説明いたします。 薬物療法に関してですが、当院では細心の注意を払い、“単剤処方”ということを意識しております。その背景には、精神科領域で最近大きく取り上げられている「向精神薬多剤投与」の問題があります。多剤投与により副作用が出現する危険性が増し、そのことで患者様が服薬を中止してしまう可能性が高くなります。当院の治療理念とも関係しますが、薬物療法に関しては治療全体の枠組みの中であくまで補助的な位置づけです。ともすれば治療経過の中でもう一剤、もう一剤と薬が増えてしまい、結果として多剤投与になりがちですが、単剤処方が基本であり、そのことを薬物治療を行う際には心掛けております。

当院の特色

常勤医師4名 “だからこそ出来る医療がある”

当院の一番の特色は現在4名の常勤医師が在籍していることです。複数の常勤医師が在籍していることは心療内科のクリニックとしては四国地方のみならず、全国的にも珍しいことであり、だからこそ出来る医療、その特色を最大限にいかす医療を提供して、当院の理念である“一人一人の患者様と向き合う精神医療”を実践していきたいと考えます。

具体的に述べていきます。

1. もの忘れ(認知症)の診療

日本認知症学会の専門医・指導医(根布)が担当します。(詳細はもの忘れ(認知症)の診療をご参照下さい)。

2. 女性のお悩みの診療

女性特有の病態について、どうしても男性医師には相談しにくい、受診しづらいという女性のために、当院では女性医師(白石)による診療を行っております(詳細は女性のお悩みの診療をご参照下さい)。

3. 職場のメンタルヘルスへの対応

当院には日本医師会認定産業医の資格を有している医師が在籍しております(根布、白石)。これは、例えばうつ病等で休職を余儀なくされた方の復職を支援していく際、職場と医療機関との密な連携が不可欠であり、産業医的対応が求められる場面が少なくないからです(詳細は職場のメンタルヘルスをご参照下さい)。

4. うつ・神経症・不眠症・その他の診療

当院は日本精神神経学会の研修施設の認定を受けており、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、指導医等の資格を有している医師が担当します。

5. 在宅医療の充実

通院が難しい、あるいはためらわれている患者様のために、川添医師による往診または訪問診療、看護師による訪問看護といった在宅医療を実施しています。症状にまつわるさまざまな事情を抱えている患者様や、島しょ部など遠隔地にお住まいの患者様など、お気軽にご相談ください。

6. 即日初診

患者様の痛みや苦しみを少しでも早く快方へ向かわせるべく、お電話をいただいたその日の初診対応を可能な限り目指しています。

7. お急ぎの患者様に柔軟な対応

交通機関の事情や服薬による治療継続が主たる目的という患者様は、受付までご相談ください。状況により主治医以外でも早めに診察可能な医師が(その日に限り)診察させていただきます。 ※不可能な場合もございます。


PROFILE

院長:根布 昭彦(ねぶ あきひこ)

略歴

平成8年3月 愛媛大学医学部医学科卒業

平成13年3月 愛媛大学大学院医学系研究科博士課程修了

平成8年4月 愛媛大学医学部附属病院において研究に従事

平成13年4月 愛媛大学助手医学部

平成16年4月 愛媛県立今治病院精神科医長

平成17年1月 アキクリニック開設

現在に至る

資格

医学博士

精神保健指定医

日本精神神経学会精神科専門医・指導医

日本認知症学会専門医

日本認知症学会指導医

日本老年精神医学会専門医・指導医

日本医師会認定産業医

認知症性疾患が専門領域で、もの忘れ(認知症)の診療のほか、精神科領域一般のお悩みについても担当しております。お困りの際は是非ご相談ください。

所属学会

日本精神神経学会

日本認知症学会

日本老年精神医学会

日本老年医学会

日本神経心理学会

日本高次脳機能障害学会

日本神経精神医学会

 

 

根布院長


副院長:迫田 大志(さこだ たけし)

略歴

鹿児島県出身

愛媛大学医学部医学科卒業

愛媛大学医学部附属病院精神科・神経科にて研修

平成11年より正光会今治病院勤務

平成20年より正光会周桑こころのクリニック所長

平成22年1月より現職

資格

精神保健指定医

 

 

アキクリニック副院長の迫田大志です。

心療内科ではさまざまな疾患が治療の対象となります。疾患の種類や程度によっては日常生活への支障が大きくなり、「学校に行けない。」「出勤できない。」「家事や育児ができにくい。」など個人の年齢や、環境や立場において不適応な状態になってしまいます。そのままの状態で頑張っても状況は改善しないことも多くあります。その不適応に陥った状態を個人の状況に合わせて、再適応や再出発させていくことが医師の役割と考えています。

治療は状態や治療経過に合わせて変化していきます。症状が強い治療初期はある程度の薬物療法や環境調整、ストレス負荷の軽減が必要です。症状が落ち着いてきたら徐々に活動性を広げたり、薬物の調整を行います。治療が終了に近くなると今後の再発をどのように防いでいくかを考えて行きます。

この絶え間ないストレス社会の中、心療内科的にサポートできることがあればお手伝いしたいと考えております。

迫田先生


白石 智子(しらいし ともこ)

略歴

愛媛県出身

佐賀医科大学(現佐賀大学)医学部医学科卒業

東邦大学医学部付属大森病院精神神経科で研修後、同佐倉病院精神神経科助手

その後直樹会磯ヶ谷病院(千葉県市原市)、清和会和ホスピタル(松山市)で勤務

平成25年1月より現職

資格

精神保健指定医

日本精神神経学会専門医・指導医

日本医師会認定産業医

 

 

心療内科では、様々な治療が行われます。時には医師主導の薬物療法が優先されることがあるかと思います。しかし昨今では治療者と治療を受ける方が共同して治療を行っていくという考え方も主流になりつつあります。薬物療法のみならず、様々な精神療法、環境調整、支援などを通して、ご自身の生活しにくさ、しんどさを共に改善していきましょう。

白石先生


川添 康一郎(かわそえ こういちろう)

略歴

愛媛県松山市出身

愛媛大学医学部医学科卒業

済生会松山病院、愛媛大学附属病院にて初期研修

愛媛大学医学部医学科精神科入局

愛媛大学附属病院、財団新居浜病院、正光会御荘病院で勤務

平成29年4月より現職

資格

精神保健指定医

 

 

平成29年4月からアキクリニックに勤務となりました川添康一郎です。

近年精神科・心療内科の治療は変わってきています。薬物療法、診断技術の進歩、また社会的な情勢もあり従来の入院中心の医療から地域での医療への変革が進められています。とはいってもまだ十分とは言えません。そのような中でクリニックが果たす役割は今後非常に重要になってくると考えています。

皆さんが望むより良い生活が出来るように、治療・支援を行っていきたいと考えております。

川添先生


結果、当院は一診療所でありながら、男女を問わず、若年から就労者を含む大人・高齢者までを対象に、精神科、心療内科疾患全般に対応しております。

臨床心理士によるカウンセリング

「薬だけ処方して話をあまり聴いてくれない」というのは心療内科クリニックに対する不満の中で最も多いものの一つです。本音としては「薬はあまりのみたくない」「出来るだけカウンセリング的対応をして欲しい」と考えている患者様が非常に多いという現状があります。それはまさに我々が最も重視している部分であり、当院の理念、治療スタンスそのものと言えます。当院では臨床心理士によるカウンセリングを行っております。通常の診療の中では十分な時間がとれない場合もあるため、担当医の診療とは別に臨床心理士のカウンセリングを受けることが可能です。30分程度の十分な時間をとってカウンセリングを行っており、薬物療法だけには頼らずあくまでカウンセリング(精神療法)的対応を中心に据えるという当院の治療スタイルを実践しております(詳細はカウンセリング案内をご参照下さい)。